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授業・進路

高2化学  有機化学:入試頻出問題を実験で確かめる

神奈川学園では高校2年生から大幅選択制が敷かれており、生徒一人ひとりが自分の志望する分野の科目を選択します。高校2年生の化学の授業では、有機化学の学習がひと段落したので、大学入試で頻出の芳香族化合物を合成する実験を行いました。
前半は、ベンゼンを出発物として、ニトロベンゼン、アニリンを合成し、ジアゾカップリングでオレンジ色の色素である、1-フェニルアゾ-2-ナフトールを合成しました。反応前は無色透明だった試薬が、反応後には溶液に色がついたり、気体が発生したり、座学だけでは感じられない体験でした。生徒たちはワクワクしたり、驚いたりしていました。また、教科書の写真では変化の過程が見られませんが、実際に反応する様子を観察すると、ゆっくり変化するものや一瞬で反応するものもあり、座学では体験できない時間を過ごすことができました。
後半は、サリチル酸からサリチル酸メチルを合成しました。サリチル酸メチルは、私たちの生活では湿布薬に使われています。サリチル酸の粉末の様子や、触媒である濃硫酸を混合すると発熱すること、反応後に二層に分かれたサリチル酸メチルが出来上がる様子を観察することができました。
2コマの時間はあっという間に過ぎ去り、生徒たちは大変刺激的な時間を過ごすことができました。この後、実験レポートを作成し、実際に出題された問題を解くことで、体験したイメージを自分の中に落とし込みながら、演習していきます。