technology and home economics技術家庭科

自らの生き方を考え、社会の中で豊かに生きていける力を育む家庭科。「生きる力」を多面的に育てる工夫にあふれたカリキュラムです。

学習方針

創造

便利なモノがあふれ、お金さえ出せば何でも手に入る、そんな時代だからこそ心も体も“豊か”に生きるために、自分の手と頭と体を使ってものを作り出す力をつけること、創造する喜びを体験することが大切だと考えています。実習の時間は2 人の教員がつき、友だちと協力したり、工夫したりしながら、いろいろなことができるようになっていきます。

共生

最寄り駅である横浜駅はさまざまな人が利用しています。自分の身近な家族や友だちという視点を社会に広げていくことで、さまざまな人が生きているということを意識できるのだと思います。社会福祉の学習では、高齢者福祉や障がい者福祉の現状を体験や講演会なども行いながら、学び、共に生きる社会・自分のできる一歩を考えていきます。

自立

精神的にも経済的にも自立することで、自由に自分らしく生きていくことができます。「生き方」は人それぞれですが、幸せに自立して生きていく将来像を共に描きたいと思います。そして、現実社会の実情を学び、誰もが暮らしやすい社会の仕組みを考え、周りの幸せも作り出せる大人になっていくための知識を身につけていきます。

学習の進度

 

中1(2時間)
  • 【被服】エプロン製作
    (高1の調理実習まで使用します!)
  • 【環境】身近なことから環境を考える
    (ゴミ・水・森林)
  • 【木工】小物入れ(間伐材)
  • 【食物】
    栄養素の働き
    米・麦・野菜・塩分
    (調理実習6回)
中2(2時間)
  • 【食物】
    肉・魚・卵・豆について
    食中毒・添加物(調理実習5回)
  • 【共に生きる】
    障がい者福祉 高齢者福祉
    車椅子・白杖体験 シニア体験
  • 【被服】
    マフラー製作(ガーター・メリヤス・ゴム編み・縄編み)
  • 【家庭経済】
    消費者問題・消費者の権利と責任
  • 【プログラミング】
    双方向性プログラミング
中3(2時間)
  • 【食物】
    危険なダイエット
    不足しがちな栄養素
    日本の食文化
    (調理実習5回)
  • 【被服】健康と被服の科学
    ギャザースカート製作
  • 【保育】
    乳幼児の身体的特徴と成長
    心の発達
    子どもを取り巻く環境
高1(2時間)
  • 【家族】
    自分らしく生きる。家族に関わる法律
  • 【保育】
    子供が健やかに育つ環境や権利
    性と生殖に関わる健康と権利
    保育園や幼稚園での「保育体験」
  • 【食物】
    食に関わる社会的な問題を考える
    レポート制作・発表
    (調理実習3回)
  • 【家庭経済】
    ライフステージと経済計画
  • 【「働く」ということ】
    様々な働き方・社会保障制度・働く人を助ける法律
    ワークライフバランス

 

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