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学園日誌

2023年度 1学期終業式

 7月21日、1学期終業式が行われ、教頭先生からお話がありました。

 はじめに教頭先生は、現代は「VUCAの時代」、つまり「先行きが不透明で将来の予測が困難な状態」と言われる時代であり、そこで求められる力とは、単に知識を増やすだけの学びではなく、蓄えた知識を用いて自分なりのアイデアを生み出すことができる力である。そしてそれを身に着けることを可能にするのが「学校」という場であり、この1学期にも生徒会活動や行事で「繋がり」や「コミュニケーション」を大切にしたことにはとても意味があったとお話されました。
 続けて2人の自然写真家の見事な写真とともに、彼らが自分の夢をかなえるために「未知の世界」に出発したいきさつを、さらに『本屋、ひらく』という本からある書店主の言葉、「ネットはとても便利だが、ネット上にある情報は、全て既知のもの、他人のものであり、背景に必ず誰かの意図があることを忘れてはいけない。・・・そこに本当に『未知』はなく、それを繰り返していくと、気づかないうちに、世界はどんどん狭くなってゆく。」だから「未知との出会いを大切にしよう」「本を読めば、地球の裏側にも未来にも行ける」という言葉を紹介されて、この夏休みには素敵な本にたくさん出会ってほしい、どんな「冒険」をするか楽しみにしています、というメッセージをいただきました。

教頭先生のお話の全文はこちらから