中１理科　　シダ植物とコケ植物の観察

　中学1年生の理科では生物分野を学習しています。今回はシダ植物のヤブソテツとコケ植物のゼニゴケを2回に分けて観察実験を行いました。
　1回目はゼニゴケの観察です。コケ植物は雄株と雌株で見た目が異なる点に生徒は興味を持って観察していました。また、梅雨に入り、雌株には黄色の特徴的な胞子のうが見られました。
　2回目はヤブソテツの観察です。1枚の葉の数え方が通常の植物と異なることや、特徴的な茎、葉の裏に存在する胞子のうなど興味深い部位が多いです。また、胞子のうを1つ取り、顕微鏡で観察を行いました。
　ここまで学習してきた顕微鏡を用いて細かい部分を観察し、中間テストまでに学習した種子をつくる植物とのパーツや増え方の違いと比較しながら、対話の多い深い学びの時間となりました。ここまでの実験が活かされた取り組みで、テキパキと作業と観察する生徒たちでした。この先は細胞を中心にさらにミクロの世界を学習していきます。