What’s New新着情報

学園日誌

2022年度 3学期終業式・離任

 3月20日、3学期最後の日に終業式、離任式が行われました。

 教頭先生は「春は別れの季節であり、出会いの季節でもあります。新たな出会いに期待しながら、3学期の日々を振り返ることからお話を始めます」と短い学期ではありましたが、3年ぶりに実現した学年参加の海外研修をはじめ各学年で行われた「集大成」といえる行事の振り返りからお話を始められました。

 そして次に、2023年が節目となる二つの震災からお話をされました。

 一つは3月11日に12年目を迎えた東日本大震災です。未曽有の震災でも日常の中で遠い事柄になっていくのは事実。だからこそ節目に過去に学び、未来を守るために共に考えることは大変重要であり、チーム防災が行った「防災講義」は大変意味のある取り組みであったことを振り返るとともに、今後の継続への期待が語られました。

 二つ目は100年という節目を迎える関東大震災。その被害の大きさだけでなく、震災後に出回ったデマ、特に「朝鮮人」に関するデマに関して、演劇人千田是也さんの想像しがたい体験を紹介してくださいました。そして創立者佐藤善治郎先生のその時の的確な判断と行動、さらに今学期に中学3年生に講演をしていたただいた、先生のひ孫で「サード・キッチン」の著者白尾悠さんの体験とお話から、思い込みを捨て、冷静に相手の言葉を受け止め判断すること、「人」に「人」として向き合うこと、そのことが現代社会にある「分断」を乗り越え「共に生きる社会」の実現へとつながっていくのだと教頭先生はお話されました。

 最後は、来年度に向けてのメッセージです。

 この春の卒業生の言葉、また「星の王子様」の一節を引用されて、「一生ものの友人関係は「しんぼう」=時間をか けることで生まれます。「友だちはゆっくり作っていい」・・・ そんな風に思いながら、新しいクラスを楽しみに待っていてく ださい。来年度はもうすぐです。知らない人にこそ、大きな声で、笑顔で挨拶をしましょう。ホームルームの話し合いで、自 分の意見をしっかり伝えましょう。そのような一つひとつの「当たり前」を重ねていくことで、毎日の生活がより輝きを帯 びるはずです。みなさんの新年度、新学年にたくさん期待をして、終業式のお話を終わります。」と結ばれました。

 

教頭先生のお話の全文はこちらから

 

 その後、部活動などで活躍した方の紹介に続き、今年度でご退職される理事長、並びに教職員の方々の紹介とご挨拶があり、生徒を代表して生徒会執行部が感謝の気持ちを伝えるとともに花束の贈呈がされました。