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フィールドワーク

高1FW:水俣方面 「水俣を/で対話する——埼玉大学との交流授業」

 高校1年フィールドワーク水俣では、これまで4回埼玉大学で同じく水俣を訪問している学生の皆さんと、
訪問後の意見交換を重ねてきました。今年度は久しぶりに学生の皆さんに来校いただき、対面で交流授業を
実施することができました。交流では小グループごとに分かれ、「わたしと水俣」について考えていること
を話し、その次に学生の皆さんが準備したテーマについて議論しました。テーマは、次の内容でした。
「なぜ水俣の話は私たちの日常の会話でなされないのか」
「豊かさとは何か」「環境問題とは」「今、ここからどう生きるのか」
「理科教育で公害を学ぶとは」
「他者を支配しない声の聴き方」
「水俣病を知る方法を比較する(フィールドワークの体験を踏まえて)」
「差別の終わりとは何か」「水俣病は終わったのか」「わたし(たち)は何を学び、何を学ばずにきたのか

 今回は、事前に生徒と学生数名が集まり交流授業の内容を組み立て、当日卒業生が2名参加しました。同じような体験をしていても、それを掘り下げる視点によって深く捉えられること、対話をするなかで自覚していなかった自分の考えが引き出されること、そのような様子が見られました。

 交流会の感想はこちらから。