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学園日誌

3学期始業式

「自分の頭で考えること」━1月10日、3学期始業式。新年に際して今年をどのように過ごしてほしいか、校長先生からお話がありました。

 今、世の中には簡単には正解が見いだせない問題が山積しており、その多くは私たちがこれまでに直面したことのないような問題である。そこでは一人ひとりが自分の頭で考え、判断し、行動することが大切である。「自分の頭で考える」ことを念頭に一年を過ごしてほしいと校長先生はおっしゃいました。

 そして、「自分の頭で考える」ために必要なこととして三つの視点、「チャレンジする」「本を読む」「目的を持つ」ことを提起されました。

 「チャレンジする」ことは、「いつも」の生活から一歩踏み出して新しい人や事柄に出会うことであり、そこでは自分の頭で考えることが求められ、自分を成長させるチャンスである。2学期末から冬休みに実際にあった3つの生徒のチャレンジを例にお話しされました。

 また「本を読む」ことは、インターネットと比較すると時間も手間もかかります。しかし、時間と手間をかけて手にしたものは、それに比例してみなさんの中に深く蓄積されるのだということを哲学者の言葉を引用して示され、何か理解しがたいことに出会ったときに、それをそのままにするのではなく、その疑問に向き合い、そして理解を深めるために関連する本を手にとってほしいとお話されました。

 そして「目的を持つ」については、授業に対して明確な姿勢をもって臨んでいたことがわかる高校3年生の文章を紹介されるとともに、昨今の若い世代の様々な分野での活躍の裏に、現代はインターネットや動画など目的をもってそれを利用すれば「極める」ための有効な「武器」があることに触れられ、「頭の働かせ方」の大切さを説かれました。

 

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