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学園日誌

2学期終業式

 12月22日、2学期の終業式では各クラスZoomを使って教頭先生からのお話を聞きました。

 お話はまずこの2学期の豊かな学びを振り返り、そしてそこに社会に出て活躍する卒業生の言葉も重ねて「今、学校で積み重ねている 学びは、確実に社会と繋がり、新しい未来を創り出す土台となっています。社会は漠然とあるものではなく、誰かが勝手 に創り出しているものでもなく、みなさんを含めた私たち一人ひとりが創り上げているものです。そこに参加し、新しい未 来を創り出すために力をつける・・・中高生時代はまさにその時期なのではないでしょうか。」という提起から始まりました。

 次に、では「どのような社会を創り上げていくのか」、男女格差の現実を上野千鶴子さんの講演を生徒の感想とともに振り返りましたが、教頭先生は一方で女性の方が男性よりも幸福度が高いというデータ、また、平均的かつ理想的な女性像「ノーマ」に該当する女性は現実にはいなかったという逸話を紹介され、無意識の「刷り込み」があることや「平均」「普通」は多数派ではないことを指摘され、「『私』を主語にして、色々なことを考え、意見を出し合い、社会を創っていけたらよい」のではないかとおっしゃいました。

 そして「よりよい社会を作る」ために必要な力、つまり学力を伸ばすために、特にこの冬休みに心がけてほしいこととして、以前講演いただいた榊先生の研究結果から◆スマホの使用は1時間以内◆読書習慣・考える習慣をつける◆「音読」の効用、を挙げて「社会のために何かができる自分になるための力をつける冬休みにしてください」という言葉でお話を締めくくられました。

 

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