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フィールドワーク

高1FW  岩手宮城方面:菅野結花さん講演会

 10月9日、高校1年生のFW岩手宮城方面では、陸前高田出身で、映画『きょうを守る』の監督であり、俳優の菅野結花さんをお招きして講演会を行いました。『きょうを守る』は震災半年後の地元の様子を身近な人たちへのインタビューを中心にして残したドキュメンタリー映画です。
 講演は、震災前、菅野さんが成人式の晴れ着姿で自宅の前で撮られた写真の紹介から始まりました。「流された自宅の写真はあまり残っていなかったんです」という言葉からは、津波で自宅が流されてしまったことだけでなく、3月11日以前には横浜で過ごす生徒たちと同じような日常が陸前高田にも流れていたことが感じさせられました。
 さまざまな写真を見せていただきながら、当時のこと、なぜ映画を撮るようになったのか、さらには映画がさまざまに映画祭で上映されたり外国語字幕が付いたりしたエピソードなどを話していただきました。どの生徒も集中して話を聞き、質問も活発に出されました。以下、一部を簡単にご紹介します。

Q:つらい経験からどう立ち直ったのですか?
A:立ち直っていないけれど、「これ以上震災に日常を壊されたくない」という思いで、走り続けました。

Q:震災前に戻れたらやっておいたほうがよかったと思うことは何ですか?
A:大切な人が心配になって沿岸に戻り、命を落とした、ということをなくすためにも、もしもの時の連絡手段を決めておくことです。

Q:当時のことに馴染みのない私たちにもできる心のケアにはどのようなことがあるでしょうか?
A:陸前高田に来てくれるだけで嬉しいです。新しい人との縁が癒しなので、独りぼっちにさせないことが大切だと思います。

菅野さんからの言葉を大切に受け止めて、11月に現地研修に向かいます。