お知らせ
中1総合 作法の時間に「和室のマナー」を学びました
中学1年生では、自立した女性として生きていくための一歩として、作法を学ぶ時間を設けています。9月には、文化祭でお客様をお迎えするにあたり、「正しいお辞儀や接客マナー」について学びました。今回はその学びをさらに深め、「和室のマナーと宗教別のお参りの仕方」について学習しました。
本校には、庭園を備えた和室があります。日常的には茶道部や華道部の活動で利用されており、海外の交流校からお客様をお迎えする際には、日本の伝統文化を伝える場としても活用しています。今回は、その和室を実際に使用しながら、和の空間における立ち居振る舞いを学びました。
普段は洋室で過ごすことの多い生徒たちも、この日は座布団に正座して講義を受けました。和室の敷居や床の間の意味など、和室の基本的な構成について学んだ後、「跪坐(きざ)」からの立ち振る舞いを実践しました。正座から跪坐になり、立ち上がる動作、そして再び座るまでの一連の流れを丁寧に確認しました。「立つ」「座る」という日常の動作の中にも作法があることを知り、生徒たちは新たな気づきを得ていました。
続いて、座布団の扱い方についても学びました。座布団には向きや表裏があり、生徒たちは縫い目に注目しながら、どの向きが正しいのかを考えていました。座る際には両手を軽くつき、斜めの動きで静かに座ります。少しずつ座布団に体を移していく姿からも、それぞれが真剣に取り組んでいる様子が伝わってきました。
最後に、仏式・神式・キリスト教式それぞれのお参りの作法について学びました。お通夜などの場面で経験することの多いお焼香を実践し、場に応じた振る舞いの大切さを確認しました。また、襖の開け方についても体験し、和室ならではの所作を学びました。
講師の先生からは、「マナーとは、形だけを整えることではなく、その場や相手を大切に思う心の表れである」というお話をいただきました。文化や空間を尊重し、その場にふさわしい行動をとることが、日常生活にもつながっていくことを学びました。今回の体験が、これからの学校生活や将来のさまざまな場面で生きることを願っています。









