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授業・進路

中1理科  アジの解剖実験を行いました

 中学1年生の理科では、生物分野として「脊椎動物のつくりとはたらき」について学習しています。その一環として、アジの解剖実験を行いました。
 実験の前には、観察のために体を提供してくれたアジの命に感謝し、真剣な気持ちで臨みました。担当教員の説明をよく聞き、2人1組で協力しながら慎重に作業を進めていきました。
 最初は恐る恐る触れていた生徒たちでしたが、慣れてくると「これが肝臓?」「プリントの図と同じ形だ!」と次々に発見を重ね、目を輝かせながら観察していました。胃の中には、生きていた頃に食べていた餌が残っており、実際に確認できたことに驚きの声が上がりました。
 また、心臓の小ささや、えらにある細かいギザギザの構造、骨の硬さなど、図だけでは分からない“本物”の質感やつくりに触れ、生徒たちは多くの学びを得ていました。脳や目のレンズを慎重に探し当てたペアもあり、「本当にあるんだ!」「思ったより小さい!」と感動が広がりました。
 今回の解剖実験は、生き物の体の仕組みを立体的に理解する貴重な機会となりました。協力し合いながら一生懸命に観察する姿から、生徒たちの探究心と成長が感じられる時間となりました。