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国際交流学園日誌

中3学年  多文化共生をテーマとした一日研修:河田尚子さんの講演と東京ジャーミィ訪問

 中学3年生は、「国際総合」の時間で「多文化共生」について学んできました。多文化を体験するプログラムを11月7日(金)4方面に分かれて行いました。今回は河田尚子さんの講演と東京ジャーミィ訪問についてです。

 イスラームの宗教と文化を学ぶグループは、午前に校内でお話を伺ってから、東京ジャーミィに向かいました。世界情勢に関する情報などからイスラームは誤解されやすい側面がありますが、まずは基本的なイスラームの考え方から学びました。午前中は校内で片倉ともこ記念砂漠文化財団理事の河田尚子さんからお話をうかがいました。イスラームに入信した経緯や宗教を信仰するということ、さらに服装や食事に関する生活一般に至るまで多岐に渡る内容をわかりやすく教えていただきました。アラビックコーヒーの試飲やデーツ(ナツメヤシ)の試食を味わったり、スカーフやワンピースを着用したり、様々な体験をすることができました。
 昼食はアラビアン・サンドを堪能し、午後は代々木上原にある東京ジャーミィを訪問しました。日本最大のモスクでトルコ系イスラーム寺院です。合同礼拝が行われている時間以外は礼拝堂を自由に見学することができます。生徒たちが説明を受けている間にも次々に礼拝に訪れるムスリムに出会い、貴重な体験となりました。