学園日誌
中1学年 一日研修に行きました
11月7日、中学1年生は東京都の葛西臨海水族園・夢の島熱帯植物館・第五福竜丸展示館へ研修に出かけました。朝早く学校を出発し、秋晴れのもとバスの中では楽しそうな声が聞こえてきました。午前中は葛西臨海水族園を見学し、グループごとにクイズ形式の課題に挑戦しながら、水の生き物の不思議や環境とのつながりを学びました。マグロが勢いよく泳ぐ姿や、南の海のサンゴ礁の展示を見て、理科の授業で学んだ内容を思い出しながら観察する姿も見られました。
水族園のあとは、夢の島熱帯植物館へ。色とりどりの花や大きな葉を持つ熱帯植物に圧倒され、ジャングルのような空間に驚いていました。事前学習で学んだマングローブや熱帯の気候についての知識を生かしながら、班で協力して課題に取り組む姿が印象的でした。
そして最後に訪れたのは第五福竜丸展示館です。中学1年生では、平和学習の一環として元乗組員・故大石又七さんの本を読み、講演会で展示館の市田真理さんのお話を聞いてきました。その学びをもとに、実際の第五福竜丸や展示資料を前にして真剣に見学する姿が多く見られました。「実物の船の大きさに圧倒された」「被ばくの現実を知って胸が痛くなった」「平和の大切さを改めて感じた」といった感想が寄せられ、授業や講演で学んだ内容が自分の中でつながった一日となりました。
今回の研修を通して、自然や生き物の命の尊さ、そして平和を守ることの意味をそれぞれが考える貴重な時間となりました。これからの学びの中でも、今日感じたことを大切にしてほしいと思います。











