授業・進路
中2家庭科 伊是名夏子さん講演会・車椅子体験
中学2年の家庭科では、現在福祉について学んでいます。先日はコラムニストの伊是名夏子さんをお招きしてお話をお伺いしました。小中学生や高校生の頃に感じていたことや、車いすでの子育てのお話、障がいについての考え方などを、趣味のお話なども交えながら、あっという間の1時間でした。「みんなが心地よく生活できるにはどうしたら良いか」を中2の生徒なりに、それぞれが考える機会となりました。
その後の授業では、車いすの体験を行いました。段差やドアがあると思っていたより難しく、また声掛けをすることで安心できることなどを体験しました。
<生徒の感想>
◆この体験を通して、足が不自由な方でも車いすさえあれば行動範囲がぐっと広がることにも感心したし、納得しました。今回は校舎の中だけだったけれど、普通の車椅子の方々はもっとたくさん人や車がいる世界で、これを使っているのだなと驚きました。
◆思ったより進むのでちょっと怖かったです。また前輪が持ち上がっているときは後ろが見えないので怖いと思いました。アイスの自販機は届かなくて、パンの自販機みたいに数字のボタンで選択できる自販機が増えたら車いすの方も楽に買えると思いました。また地面のガタガタとかがかなり伝わってきて、これで体が悪くなってしまう人もいるから、フラットな道を作るとか色々工夫が必要だと思いました。

