9月8日、中学3年生の音楽授業の一環として、邦楽鑑賞会と箏や尺八の体験をシュガーホールで行いました。箏の体験では生田流の角爪を指にはめて、強く張られた弦の感触を味わいながら『さくらさくら』の練習をしました。徐々に弾くことができるようになっていき、様々な奏法を試したりしながら楽しんでいました。尺八は音の出る人が少なく、簡単に演奏できるものではないということを痛感しました。
鑑賞会は『春の海』からはじまりました。今年はアメリカから尺八を学びに来られた方も演奏に参加されていて、生徒たちも驚きの表情で鑑賞していました。『六段』の多彩な奏法は興味深く、また、尺八二重奏の『鹿の遠音』では西洋とは違った、拍子のない音楽も味わいました。
普段なかなか聴くことのできないお箏や尺八の日本の音色を楽しむことができたのではないでしょうか。最後は箏と尺八の伴奏で、全員で『ふるさと』を歌って終わりました。
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