学園日誌
2025年度 2学期始業式
9月1日、残暑の厳しい中、2学期が始まりました。校長先生は始業式のお話の中で、「分断」が進む今の社会で必要なのは、今年の「文化祭のテーマであるbouquet(ブーケ)のように、さまざまな個性をもつ存在が混じり合うことで、より全体の魅力が増し、個々の可能性さえも広がっていく、そんな在り方ではないかと思うのです」と文化祭への期待も込めてお話しされました。
また生成AIなどの技術の進歩とそれに対する向き合い方は喫緊の問題ですが、そこで私たちに求められるのは「判断する力」である。「自分に何ができるか判断する力」それは防災の観点からも求められる力ですが、「それを磨くのはたぶん特別なことではありません。学校で言えば1時間1時間の授業に真剣に臨むこと。その中で自分の頭をフルに働かせること。文化祭の作業で友達と相談しながら、よりよい教室を創る工夫をすること。そうした一つ一つの積み重ねが人としての力を磨いていくことになるのです」とおっしゃいました。