学園日誌
2025年度 1学期始業式
4月5日、桜を仰ぎ見ながら新年度がスタートしました。校長先生からの始業式のお話では、はじめにこの春卒業していかれた先輩方が6年間を振り返って書き残してくださった実感のこもったメッセージを引用されながら、学校生活の一瞬一瞬を大事に生活することがこの一年間をより豊かなものにしていくはずであるとおっしゃいました。
そしてこの今の一瞬一瞬を111年前の学園創立以来の長い時間と歴史の中にとらえ直す視点を与えてくださいました。創立者の「必要な規則は自分たちで決めなさい」という言葉に込められた「一人ひとりの責任を伴った判断や行動」を問う姿勢とそれに応えてこられた卒業生の行動は、今のみなさんからの要望で実現した「アイス自販機」「紺ソックス」等の新しい制度導入に繋がっている。そして卒業生の思いを背負う制服に加えてこれから導入されるポロシャツにもそれをきちんと着る責任が伴うのであり「ぜひ、さまざまなことを『現在』の視点でとらえるのと同時に、もう少し長い歴史的な視点もふまえて考える目をもってほしい」とお話されました。
最後に新入生の入学式のために協力してくれている部活や有志の紹介と感謝の言葉があり、全校で温かく迎えましょうと呼びかけられました。