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授業・進路

中3数学  ハリー・ポッターの「論理パズル」に挑戦しました

 中学3年生の数学では、1学期中間テスト後から高校の数学Ⅰを前倒して授業を行っています。9月には「第2章・集合と論理」の分野を扱い、そのまとめとして『ハリー・ポッターと賢者の石』の後半にある論理パズルに挑戦しました。
 本文には七つの瓶のうち三つが毒薬、二つが酒、残りが「前進の道を開く薬」と「退却の道を開く薬」であることと、その配置に関するヒントが4つ示されています。作中ではハーマイオニー・グレンジャーがそのパズルを解いていますが、その過程は書かれていません。論理の単元で学んだ命題の真偽の考え方や「ここが毒薬ではなかったら…」という背理法の考え方をもとに、それぞれの瓶の中身を判別しました。
 作中には挿絵がありません。αクラスでは、挿絵がない状態で瓶の中身をどこまで絞り込めるのかということまで広げて考えて説明する取り組みも行いました。生徒たちからは「難しかったけれど楽しかった」「必要性と十分性を考えて説明するのは難しかった」という感想が寄せられました。