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フィールドワーク

高1FW 四万十川方面:自然との共生と持続可能な社会について考えた四日間

 高校1年生のフィールドワーク四万十川方面では、実際に四万十川の中流から下流、そして河口部まで少しずつ移動しながら、行政機関、一次産業、そして自然保護活動に関わる人々とお会いする事で、四万十川流域で暮らす人々がそれぞれの立場からどのように自然と向き合いながら生活してきたのか学びました。時には実際に川に入って生き物探しを行い、生物種の多様性がなぜ大切なのか、さらには過疎化が自然に与える影響について、実体験を通して考えました。また各地で現地の豊かな食文化にふれる事で、中流から下流、そして河口部への移動を実際に食材の変化を通して感じました。

 一方で、自然は恵みだけをもたらすわけではありません。現地は南海トラフ地震で巨大津波が想定されている地域です。高齢化が進む現地での防災について学ぶため、津波避難タワーを見学しました。また最終日には高知大学地域協働学部を訪問し、大学の先生の指導の下で、フィールドワークでの体験を改めて整理し、その意義を確認しました。今後は、こうした現地での貴重な経験を踏まえながら、さらに自然との共生、持続可能な社会の実現、そして日本各地で進む過疎化について、それぞれが問題意識をもって考えていきます。