学校紹介

校長挨拶

次世代を生きていくあなたたちへ

地球の問題をグローバルにとらえ、「我がこと」として行動できる―そんな人に

  • 「AI時代」の到来により、10-20年後、私たちの社会は大きく変わると予測されています。かつて電気やインターネットが私たちの生活を一変させたように、AIが生活のインフラとなる新しい時代がやってきます。そのAI時代のグローバル社会で、社会の中核を担うのは大人になった生徒たちです。一方、平均寿命が延びて、子どもたちは変化の激しい時代に100年を越える人生を生きることになります。長い人生を、幸せに生きてほしいと思います。学校では、そのために必要な力を育てます。

    AI時代と言っても、AIが人間を超える「判断」をすることはありません。AIが学習するデータを与えるのは人間であり、データは現実の人間社会だからです。そこに歪みがあれば、誤った判断を助長してしまう危険もあるということです。これからを生きる人たちには、現実の人間社会を、多様な人と共に幸せに生きられる場所にする力が一層求められる時代になったと言えます。

2015年9月「国連持続可能な開発サミット」が開催され、「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されました。産業革命以来の人類の発展が「地球環境を大きく変えようとしている」という認識のもと、貧困・飢餓・気候変動・平和・男女格差・・・など世界にある様々な問題を解決しながら「人間がずっと地球に済み続けられるように発展する」ための全世界共通の17の目標がSDGsです。人類の未来を変えるために、「誰一人置き去りにしない」という壮大な理想のもと、地球の課題を我がこととして、私たちひとりひとりが考え努力することが求められています。

このような「今」を生き、「未来」を拓くために、難問や答えが1つでない問に立ち向かって身に着けた知識を総動員し、人と協力して解決していく力が求められています。私たちは、すべての授業でその力を育てるべく、アクティブラーニングを模索しながら日々の授業改革に取り組んでいます。また、このような時代であればこそ、本校が大事にしてきた「人と出会い、社会と出会う」経験が、これまで以上に大切です。多文化共生をテーマにした「海外研修」、グローバルな視点で日本の問題を考える「国内フィールドワーク」などの取り組みが持つ今日的な意味の大きさを踏まえ、6か年の総合学習カリキュラムを一層充実させています。

神奈川学園は、地球の問題をグローバルにとらえ、我がこととして行動できるひとりひとりを育てます。

神奈川学園中学・高等学校
校 長 大石 圭子