FAQ 「質問にお答えして」
2008/7/7 update

【学校の特色と生徒指導】
Q1.平常時の警備、生徒の安全をどのように図っていますか
警備員が校門で常駐して来校者のチェックをしております。保護者の方にはIDカード(PTA会員証)を発行しており、教職員は職員証を携帯して、外来者、未認証者の区別をしています。裏門などの機械警備とあわせて、不審者対策を徹底する努力をしております。
Q2.新建築のガラスの強度はいかがですか。また、新築だとアレルギーが心配です。シックハウスなどの対策はどのようにしていますか。
新建築のガラスは、強化ガラスの上にフィルムをはっています。ですから、普通にぶつかった程度では絶対に割れません。また、災害などで万一割れるような事態が起こった時も、ガラス片が飛散しないようになっています。
内装の塗装や家具の塗装などについても厳しい基準を設けて、絶対に安全な建築を確保し、シックハウスなどの問題が出ないようにしています。もちろん、新建築に関しては、ホルムアルデヒドなどの検査を行い、すべて基準値内の結果になっています。常時換気などにも十分配慮しています。
Q3.先生の人数は何人ぐらいですか。
中学高校一緒で専任教諭が67人です。中高1188人の学校としては、専任の割合が高いため、中学の二人担任制が行えるのです。教科別の専任の人数は、英語13、国語10、社会9、数学8、理科8、家庭5、保体4、芸術3、情報1で、他に養護2、司書1となっています。男女の比率はほぼ半々です。さらに専任以外に講師の先生が29名いて、英会話のネイティヴの先生は、専任同様、朝から夕刻までいます。
Q4.規則は厳しいですか。また、茶髪・ピアスなど服装についてはいかがでしょうか。携帯電話についてはどうしていますか。
必要最小限の規則はありますが、規則で生徒を縛る指導はしていません。規則の意味を考えさせ、「自分を見つめるもう一つの目」を育てる指導を貫いています。また、生徒たちは、「規則がなくても規律のある集団」づくりを目指した活動をしています。
服装に関しては、「風紀細則」として、生徒会が歴史的に自分達の手で規則を改定してきました。その中で、「茶髪」は禁止されています。しかし、社会的な流行や思春期の揺れの中で、茶髪にしてしまう生徒は出ます。担任はその揺れや問題を生徒と話し合いながら支える粘り強い指導を大切にしています。
「携帯」は、学校として必要ないという姿勢です。しかし、ご家庭での諸事情から、持っている生徒もいます。その携帯を校内で見かけて問題になった事も数年前にありましたが、生徒会でこの問題を提起して、総会で「学校では出さない、使わない、電源を切る」という三原則を決議して、現在それを実行しています。
Q5.横浜駅が近いですが、登下校時のことで、特に指導されていることはありますか。
登下校に関しては「登校時に待ち合わせをしない(人通りがあまりない時間帯の地下街に長時間いない)」「下校時に寄り道をしない」ことを日ごろから、生徒たちには言っています。また、通学路にあたる戸部警察署、神奈川警察署、ザ・ダイヤモンド警備室とは常日頃から連絡をとりあい、生徒の安全を図っています。さらに、学校の体制として、登下校指導を、担当を決めて行っています。
Q6.いじめ対策はどうなっていますか?学内でいじめなどの問題が発生することはあるのでしょうか。また、それが発覚した時の対応は、学校としてあるのでしょうか。
子どもたちの間のトラブルですが、人間関係が不安定な中学時代には、さまざまな形で起こることがありますが、問題はそれが大きくなる前に大人がその状況を把握し、適切に対処することです。そういう意味で、本校は中学時代に「二人担任制」をとって、一人の目ではなく、複数の目で一人ひとりの生徒を見ていきます。二人の担任は、朝、帰りのHRはもちろん、昼食や掃除の時間などもいっしょに過ごすようにし、生徒と雑談も交えながら、様子をつかんでいきます。また個人面談もしばしば行います。さらに週1回ペースで開かれている「班長会議」という公的な会議ではクラスのさまざまな課題を話し合います。
そして何らかのトラブルがある場合には、当事者から事情を聞き、必要に応じ一人ひとり面接をしていきます。さらに、必要があれば、学年担任団10人、さらに生活指導部、カウンセラーの協力を得て、問題を解決していきます。
本校が人間関係の基本においている考え方は「お互いの違いを認め合う」ということです。それは折に触れ話していることでもあり、トラブルなどに対処する場合の基本的な立脚点になる考え方です。
Q7.社会で活躍されている方(自分の将来像をイメージできるような方)のお話を聞くチャンスは多いですか?
本校では「人と出会い、社会と出会う」ことを大切にし、生徒と「本物の大人に出会う」機会を数多く設けています。それは、学校内の人間関係という枠を超えて、広く社会の方の力をお借りしながら、生徒一人ひとりの視野を広げたいと考えているからです。
講演会という形では、ノーベル賞の小柴昌俊先生や『運命の顔』の著者・藤井輝明先生、直木賞作家の重松清さん、NPO宇宙船地球号代表の山元敏晴さんを始めとする、多数の方々にお会いしました。また、AUS研修やFWといった行事も、さまざまな方との出会いの場です。さらに、授業の中でも中1の国語で戦争に関する作品を扱ったときには、本校卒業生で戦争を体験した方々に当時の様子を語っていただきます。そして、生徒会行事でも、数多くの「出会い」が待っています。文化祭では一つのテーマを調べるために、たくさんの研究機関や専門家の方に出会います。

【学習と進路】
Q9.英語の教科書は、何を使っていますか? 英語・数学のオリジナルテキストの特徴はどのようなことですか。
中学では生徒にあらゆるテーマの英文に触れさせたいという理由から『NEW CROWN』を教科書として使っています。ただ教科書だけでは、新しい文法の理解や書く量が絶対的に足りません。それを補うのが本校の「オリジナルテキスト」です。「オリジナルテキスト」では、習った文法をあらゆる形で復習できるようになっていて、和訳問題、並び替えや英作問題も豊富です。最後には自由英作文というコーナーもあり、習った文法表現を使って、自分のことを表現する力を育むようにもしています。さらに、2008年の中学1年からは『TREASURE』を副教科書として採用しました。
神奈川学園中学校の数学は、中学校全般の内容に高校の数学IAの基礎分野を含んだものを、オリジナルテキストとして編成し、独自のカリキュラムを構成しています。検定教科書は参考書として扱いながら,テキストでは各分野の導入部分を大切にしています。2008年より、中学1年から高校1年まで、すべて週5時間のカリキュラムになり、無理なく前倒しを実現できるようになりました。
Q10.オーストラリアのホームステイは、1人1家庭ということですが、選ばれる家庭はどのように決めるのでしょうか。女の子を預けるということに少し心配があるのですが?
下見の段階で、30校以上の学校を実際に回って、その学校の雰囲気や校風などに触れ、本校の生徒を温かく受け入れてくれるかどうかを基準にして見極めをしてきました。
また、現地校のコーディネーターは、ホストファミリーに応じてくださった家庭とは密接に連絡をとりながら、必要に応じて家庭への訪問をしながらホストファミリーを決定していきます。コーディネーターの方とは常に密接な連絡を取っており、何かトラブルが起こった場合にはすぐに対応できるようになっています。
Q11.進路にも力を入れているようですけど、予備校的な学習ですか?ゆったりとした雰囲気はあるのですか?
神奈川学園の進路指導では、大学で何を学びたいのか、どんな問題意識を持って大学に進もうとしているのか、その生き方や目的意識を持たせることをもっとも重視しています。ですから、中学時代からさまざまな「講演会」で自分の生き方や進路を考える機会をもたせ、高校1年生の「大学訪問」で大学とは、学問とは、などを大学のゼミ体験や研究室訪問などを通して考えます。そして、高校2年生で実施しているFW(フィールドワーク)」では、沖縄・水俣・四万十川・奈良京都の4方面に分かれて、事前の研究から、現地調査、まとめ論文づくりなど一連の本格的な取り組みで、一人ひとりの「学問と生き方の原点」となるような取り組みを行っています。
Q12.指定校推薦の学校には、どのような大学がありますか?
横浜市立大学・県立保健福祉大学(以上公立) 青山学院大学・学習院大学・神奈川大学・共立女子大学・國學院大學・昭和大学・白百合女子大学・成蹊大学・清泉女子大学・東洋英和女学院大学・玉川大学・東洋大学・日本大学・日本女子大学・フェリス女学院大学・法政大学・武蔵大学・明治学院大学・(以上私立)など、70大学、180人以上の指定を受けています。しかし生徒は、受験に挑戦するため、推薦で決めるのは50名以下です。

【入試と学費について】
Q13.来年度入試について、昨年度と変更されるところはどこですか。
2009年度入試の主な変更点は次の3点です。
- 募集定員はA日程85名、B日程85名、C日程20名となります。
- 入試科目はC日程のみ四科目となります。A・B日程は、これまでどおり2科・4科の選択です。
- 合格発表は当日の午後8時より、インターネット上での発表となります。
その他詳細は、募集要項をご覧ください。
Q14.学費は、どのくらいでしょうか。行事(宿泊も含めての費用はそのつど集めるのでしょうか。制服代金は、どのくらいかかるのでしょうか。よく、学校案内の本などに書かれている費用と実際の金額がかなり違う事が多いのですが…。
- 学費は、月額 授業料:33,500円 教育管理費:10,000円です。
その他の費用としては、生徒会費5,000円(年額)、PTA入会金15,000円、PTA会費:21,600円(年額)があります。 - 行事にかかわるものとしては、中学生の場合、中学3年卒業の春休みに実施する「オーストラリア研修」は約40万円かかります。お支払方法は、多くのご家庭で、中学1年から毎月1万円の積み立てをしています。高校生では、高校2年の秋に実施するフィールドワークが、約10万円かかりますが、何回かに分けて積み立てていただいています。
- 中学生の制服費用は、冬用のセーラー服上下(高島屋)で32,000円(2007年度)となっています。(その他、リボン525円です)
Q15.A・B日程の、2科・4科選択とはどのような判定法ですか。2科から何名、4科から何名と決まっているのでしょうか。やはり4科有利でしょうか。
判定方法は、まず全受験生の国語・算数の2科目の合計点で全体の85%前後の合格者を出します。その後、残りの15%を、残った4科目受験者の4科目の合計点の上位者のものから合格を出すという2段階の方法で合格者を出しています。ですから、最初から2科4科の人数は決まっていません。結果としては2科4科の人数は、ほぼ同じか、4科生がやや多くなっているのが現状です。
2回チャンスがあるという意味では、4科生が若干有利といえなくもないですが、全体から国語・算数の2科目でまず8割強の合格を出すので、2科生にとって、特に不利というわけでもありません。